今回は、長寿祝いにおすすめな「縁起の良い贈り物」をご紹介します。またそのほかにも、長寿祝いに関するマナーについても解説していきます。
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そもそも長寿祝いとは
そもそも長寿祝いとは、60歳の還暦や70歳の古希、80歳の傘寿など、60歳以上の高齢の方の節目の年齢をお祝いすることです。
また、長寿祝いは長生きを祝うだけではなく、日頃の感謝を伝えたり、健康や長生きを願うお祝いでもあります。
長寿祝い早見表
こちらが長寿祝い早見表です。
- 60歳-還暦(かんれき)
- 70歳-古希(こき)
- 77歳-喜寿(きじゅ)
- 80歳-傘寿(さんじゅ)
- 88歳-米寿(べいじゅ)
- 90歳-卒寿(そつじゅ)
- 99歳-白寿(はくじゅ)
- 100歳-百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)
他にも、108歳の茶寿や111歳の皇寿、120歳の大還暦があります。
縁起の良い贈り物
ここからは、縁起の良い贈り物についてご紹介していきます!せっかくお祝いするのであれば、縁起物を贈って喜んでもらいましょう!
鶴・亀の雑貨
「鶴は万年亀は千年」と言われるように、鶴や亀は長寿の象徴です。
そのため古くから、長生きをお祝いする際やおめでたいお祝いシーンで欠かせない縁起物とされています。
また、その他にもひょうたんも「健康と長寿の象徴」だと言われています。
これらの理由から、鶴や亀、ひょうたんに関するものや雑貨などは縁起が良く長寿祝いギフトとしておすすめです!
屋久杉の工芸品
屋久杉は、屋久島(鹿児島県)の標高500mを超える山地に自生しているスギのことです。
一般的なスギの寿命が500年ほどに対して、屋久島の屋久杉の中には、2000年を超えるほど長命なスギがあると言われています。
そういった理由から、屋久杉を使用した工芸品は、長寿祝いに縁起が良く喜ばれます。
屋久杉を使用した、湯飲みです。
日頃から急須でお茶を楽しんだり、お酒が好きな祖父母へのプレゼントにおすすめです!
昭和4年に創業した「長谷川仏具店」の屋久杉を使用した数珠。
どの宗派でも使用可能です。桐箱に入れてお届けされます。
バームクーヘン
バームクーヘンは、長寿祝いの贈り物として縁起が良く人気が高いです。
その理由は、バームクーヘンの何層も重ねた断面が、深い年輪を象徴していることだと言われています。
甘いものがお好きな方に喜ばれるプレゼントです。
栃木県産のとちおとめ苺バウム・山形県産さくらんぼバウム・山梨県産白桃バウム・北海道産赤肉メロンバウム・沖縄県産マンゴーバウム・山形県産ラ・フランスバウムの6つのフレーバーでお届けします。
それぞれ厳選されたフルーツから作りました。
「ルテイン卵」を使用した洋菓子ブランドOVALEで人気のプリンとバームクーヘンがセットになったギフトです。
ほろ苦いブリュレバウムクーヘンは、ご年配の方にぴったりです!
しらす
しらすも長寿祝いギフトとして縁起が良くおすすめです。
しらすは子孫繁栄の象徴とも言われ、縁起が良く長寿祝いギフトとしておすすめです。
他にも鯛やエビも縁起物と言われています。
とれたてのちりめんしらすをさっとボイルしただけの「釜あげしらす」を中心に展開されています。
とれたてのちりめんしらすをさっとボイルし、加えるのは讃岐の塩のみ。シンプルだからこそ、その新鮮さが際立つ、素材一本で勝負した無添加のおいしさを食卓へお届けします。ほかほかご飯や卵焼き、サラダ、さらにはパスタ、ピザなど料理との相性も抜群です!
テーマカラーのもの
長寿祝いには、それぞれ縁起の良いテーマカラーが決まっています。
そのため、それぞれにあったテーマカラーのものをプレゼントするのもおすすめです。
こちらがテーマカラー一覧です。
- 60歳-還暦=赤色
- 70歳-古希=紫色
- 77歳-喜寿=紫色
- 80歳-傘寿=黄色/黄金色
- 88歳-米寿=黄色/黄金色
- 90歳-卒寿=紫色
- 99歳-白寿=白色
- 100歳-百寿=桃色
長寿を意味する花言葉の花
世の中のお花や植物には、それぞれ花言葉が込められています。
その中には、「長寿」や「健康」「新たなスタート」など長寿祝いにふさわしい花言葉のお花があります。そういったお花は縁起がよくおすすめです!
しかし、良い意味の花言葉のお花もあれば、お祝いシーンには適さない縁起の悪いとされている花や植物もあります。注意しましょう。
タブーな贈り物に注意
ここまで縁起の良い贈り物についてご紹介しましたが、もちろん「縁起の悪いもの」も存在します。
例えば、「老人扱いするもの」や「死を連想させるもの」「目上の方への贈り物として失礼なもの」などです。
そういったタブーとされているものを送らないように注意しましょう。以下の記事にまとめていますのでぜひ参考にしてください!
熨斗のマナーに注意
還暦祝いなど、長寿祝いで贈り物をする際は、熨斗(のし)紙をかけるようにしましょう。(プレゼントの形上無理な場合を除く)
熨斗紙には、「表書き」と「送り主の名前」を記載します。
還暦祝いの場合の表書きは「祝還暦」や「還暦御祝」などがあります。2つに違いはないため書きやすいものを選びましょう。
古希なら「祝古希」や「古希御祝」といったふうに、「祝〇〇」や「〇〇御祝」とそれぞれの長寿祝いに合わせて書きましょう。
そのほかの、熨斗のマナーについては以下の記事をご覧ください。
また水引きにも注意が必要です。
水引きは主に「結び切り」「あわじ結び」「蝶結び」と3種類ありますが、長寿祝いでは「蝶結び」を選びましょう。間違えてしまうと縁起が悪く失礼になるため気をつけましょう。x