今日は敬老の日の熨斗に関するマナーご紹介していきます!
また後半では、「当日にお祝いできない場合」や「還暦祝いと一緒にお祝いしても良いか」などについても解説していきます。
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敬老の日とは
敬老の日とは、長い年月の間社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿をお祝いする日です。
そのため、ご両親や祖父母、身近なお世話になっているご老人の方へ日頃の感謝の想いを込めてお祝いをしましょう!
敬老の日は何歳からすれば良いのかや、その他贈ってはいけないタブーな贈り物については以下の記事を参考にしてください。
敬老の日はいつ?
2023年の敬老の日は9月18日月曜日です。
2002年までは毎年9月15日を敬老の日としていましたが、2003年から9月の第3月曜日になっています。
敬老の日に熨斗は必要?
結論から言うと、敬老の日には基本的に熨斗は必要です。
しかし必ずしも必要というわけでもないため、熨斗紙をかけることのできないパッケージの贈答品の場合は、無しでも良いでしょう。
熨斗のマナー
ここからは、熨斗に関するマナーをご紹介していきます。
そもそも熨斗とは、何かという点については以下の記事を参考にしてください。
表書きの種類
- 敬老の日
- 祝 敬老の日
- 御祝(御祝い)
- 長寿祝い(長寿御祝)
- 祝長寿
- 敬寿
- 感謝
- 御礼
などが敬老の日の表書きになります。特に決まっていないので、書きやすいものを選びましょう。
また親しい関係の場合は、表書きにありがとうなどと記載しても良いです。
熨斗下の名前には、お相手の名前ではなく送り主の名前を書きましょう。
水引の種類
敬老の日の水引きは「蝶結び(花結び)」になります。
結び切りやあわじ結びにしてしまうと縁起面で良くないため、間違えないように気をつけましょう。
内熨斗と外熨斗の違い
熨斗をかける際、内熨斗か外熨斗かのどちらかになります。
内熨斗は、贈答品に直接熨斗をかけ、その上に包装紙で包装をします。
そして外熨斗は、贈答品をまず包装紙で包みその上から熨斗をかけます。
基本的に使い分けとして、「表書きをしっかり見せたい場合」や「直接手渡し」する場合は外熨斗が良いでしょう。
郵送や配達を使用する場合は、特に見せる必要もないため内熨斗でも良いです。
筆か筆ペンを使用する
熨斗紙に、表書きを書く際は必ず「筆」か「筆ペン」を使用しましょう。
鉛筆やボールペンで書くのはマナー違反とされています。
筆や筆ペンがない場合は、「太めの黒ペン」で対応しましょう。
熨斗の正しい書き方
ここからは、テンプレート画像例を使用して正しい熨斗の書き方をご紹介していきます!
一人で贈る場合
一人で贈る場合は、熨斗上(上半分)に、敬老の日や御祝、敬寿などの中から一つ選んで記載しましょう。
そして熨斗下(下半分)には、自分の名前を書きます。この時、苗字だけでも良いですがフルネームで書くとより丁寧です。
二人又は三人で贈る場合
2人や3人で贈る際は、熨斗下部分の書き方が変わってきます。
夫婦で贈る際は、上記の見本のように男性を右側、女性を左側に記載します。
夫婦の場合は、性が同じなので片方は上記のように名前だけでOKです。
3人までであれば横並びで記載します。この時の名前の書く順番は、地位(年齢や職位)が高い人が一番右側になるように記載します。
家族で贈る場合
家族で贈る場合は、家族一同と記載するのがおすすめです。
熨斗に名前を書いて良いと言われているのは3人までです。
そのため、4人以上になってしまう場合はその団体名や組織名を書いて贈りましょう。
(例:〇〇株式会社一同、〇〇テニス部一同など)
敬老の日の予算相場
敬老の日の予算相場は、3000〜5000円前後だと言われています。
多い場合でも10000円の方が多いようです。
贈り物はもちろん、家族で外食に行ったりお出かけするのもおすすめです。
贈り物は現金や金券でも良い?
敬老の日の贈り物に現金や金券(商品券など)はできる限り避けましょう。
なぜなら、目上の方へ向けて金額がはっきりわかるものを贈るのは失礼にあたるからです。
もちろん、本人に求められた場合は贈っても大丈夫ですが、そうでない場合は贈ってしまわないように気をつけてください。
もし現金や金券を贈るのであれば、お手紙やちょっとしたお菓子を一緒に贈るのがおすすめです。ほんとひと手間で丁寧さも受け取り方も変わります。
また現金を贈る際は、そのまま渡すのではなくしっかりとご祝儀袋に入れてお渡ししましょう。以下の記事を参考にしてださい。
ギフト選びに迷ったら
プレゼントを何贈ったらいいか分からない!とギフト選びに迷った際は、ギフトに特化したギフトECの活用がおすすめです。
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また直送することもできるため、忙しくて会えないときにもおすすめです。
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当日にお祝いできない場合
敬老の日を何らかの理由で当日にお祝いできない場合は、できる限り「後祝い」にしましょう。
後祝いとは、後日に改めてお祝いをすることです。
なぜ、前ではなく後なのかというと、前倒しでお祝いをする「前祝い」は、縁起面であまり良くないとされています。
そのため、当日お祝いできない場合は、後日「遅くなってごめんね」と一言を添えて改めてお祝いしてあげると良いです。
還暦祝いを同時にしても良い?
結論から言うと、還暦祝いは誕生日やお正月、お盆休み、敬老の日などにお祝いされることが多いため敬老の日に還暦祝いのお祝いしても、もちろん良いです。
還暦祝いのマナー等に関しては以下の記事を参考にしてください。