前回は、世界各国・そして宗教別にNGな贈り物や縁起の悪い贈り物をご紹介しました。
今日は、世界各国のギフトに関するマナーやお花の意味など少し違った目線で解説していきます!
世界のギフトマナー
中国
諸説はありますが、中国では藍色・白色・黒色は不吉な色とされています。
そのため、プレゼントの包み紙を選ぶ際はできるだけこの色を避けたほうが良いでしょう。逆に、黄色や金色、オレンジなどは縁起が良いとされています。
また、詰め合わせを贈る際や、複数贈る場合は「偶数」にしましょう。日本では、奇数の方が良いと言われているので、間違えやすいです。注意しましょう!(奇数でも9に限ってはOKです!)
韓国
お祝いする際や贈り物に手紙を添える場合 絶対に赤文字で書かないようにしましょう。これは日本でも同じですが、死を連想するため不吉とされています。
また引越し祝いなどは、生活用品を贈るのが一般的です。石鹸ギフトや、トイレットペーパーなどが昔から贈られてきた定番ギフトです。最近では、おしゃれなバス用品やアロマなどが人気です。
ドイツ
ドイツでは、誕生日より前にお祝いすることはマナー違反だとされています。
どうしても予定が合わないなど、人それぞれ理由は様々ですが、お祝い事の少し前に先にお祝いした方はいるのではないでしょうか?
その理由として、「運が逃げてしまう」「早死にしてしまう」など。
昔の名残で、今は気にしない人も多いかもしれませんが、念のため頭に入れておきましょう!
お花の意味にも注意
次は、お祝いごとの際に贈るお花について。
お花も国によって意味が違うので注意が必要です!ちなみに日本でのお花に関する意味合いについては以下の記事を参考にしてください!
ロシア
ロシアでは、黄色い花は「関係の終わり」を意味する不吉な、お花とされています。
また、花束で贈る際も本数にも注意が必要です。
偶数本はお葬式の際などで使われるため、おめでたいお祝いごとの際は奇数本にしましょう!
イギリス
イギリスでは、ユリの花は「死」を意味するため不吉な花だと言われています。また白と赤のカーネーションも同様です。間違っても贈らないように気をつけましょう。
日本と同様バラは「愛」を意味するロマンチックなお花なのでおすすめです!
ドイツ
ドイツでは、チューリップは無常の花。「絶交」を意味するお花だと言われています。
自分にそういった意味合いを込めていなくても相手に勘違いされてしまう可能性があるので注意してください。
マナーを踏まえて気持ちの良い贈り物を
今日は、海外のギフトに関するマナーについて解説しました。
国によって習慣やマナー、考え方が違うのは当然です。だからこそ相手の国のマナーを理解し知った上で、気持ちの良い贈り物をしてください!
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