「犬好きの親だから犬をプレゼントするのはどうだろう・・・」
日ごろの感謝を伝えたい、喜んでもらいたいという気持ちで親にプレゼントをするのはとても素敵なことです。
結論からいうと当サイトは親に犬をプレゼントするのはおすすめしません!
本記事では、犬をプレゼントするのをおすすめしない理由と、それに変わるプレゼントをご紹介します。
親に犬をプレゼントするのをおすすめしない理由
親に犬をプレゼントするのはおすすめしない代表的な理由を5つご紹介します。
- 犬を飼うのにはお金がかかる
- 犬はお散歩が必要
- 犬の寿命は10年以上
- 犬も老後介護が必要になる場合も
- 犬は環境の変化に敏感
それぞれの理由について詳しく解説します。
犬を飼うのにはお金がかかる
犬を親にプレゼントするのにおすすめしない理由の一つは、お金がかかるからです。
初めの犬自身のお金以外にも、犬と生活するにあたって必要なものを揃える必要があります。
犬を飼うのに必要最低限必要な
- クレート
- サークル
- トイレトレー
- ペットシーツ
- ドッグフード
- 食器
などだけでも5万〜7万円が相場です。
散歩に行けるようになれば、リードやおもちゃなども必要になってきます。
他にも、犬を飼って最初に下記3つの項目は必要です。
畜犬登録 | 3000円前後 |
狂犬病ワクチン+登録料 | 3500円前後 |
混合ワクチン | 9000円前後 |
それぞれの項目の値段は、お住まいの市区町村や動物病院によって前後します。
これらは犬をお迎えしたら必要になるお金です。
また、狂犬病ワクチンと混合ワクチンは定期的に接種して届け出をする必要があるので継続してかかるお金。
犬は病気や怪我をした時は、人よりもお金がかかることがあるということも知っておく必要があります。
犬を飼うということは、子供を授かることと同じ責任が伴うという認識が必要です。
命を迎え入れること、はじめだけでなくこれから家族の一員として生活して行くということを念頭に置くと気軽にプレゼントするのは避けるべきですよね。
犬はお散歩が必要
犬は散歩が必要です。
散歩の距離や時間は、犬種や犬の大きさによっても変わりますが、運動不足解消や骨、関節が弱らないためには毎日のお散歩が重要。
ペットショップでは、ティーカッププードルなどの超小型犬は散歩がいらないという説明を受けることがあるかもしれません。
しかし、犬の散歩は運動不足解消の他にも
- ストレス発散
- 脳のトレーニング
- コミュニケーション
など様々な意味を持ちます。
犬にとって、完全室内飼育は望ましい環境ではありません。
プレゼントした親が散歩をしてあげられるか、親が散歩を続けられなくなった時代わりに散歩をしてあげられるかなども犬をプレゼントする前に考えるべき内容です。
部屋で遊ばせておけば十分、お庭に出せば十分というのは飼い主のエゴです。
犬を飼うのには、何が必要か、そしてプレゼントする側が親の代わりに世話ができるのかもしもの時に犬が可哀想な思いをしないようしっかり考えることが大切です。
犬の寿命は10年以上あるから
犬の寿命は、年々長くなっているため気軽に親にプレゼントするのはおすすめしません。
今は元気でも、10年20年犬のお世話をするのは親にとって負担になる可能性があります。
犬も歳を取ればお世話が大変になったり、病院にかかることも増えるでしょう。
犬をプレゼントする際は、今だけでなく10年後、20年後の犬のことを考慮する必要があります。
親を思ってしたプレゼントが、親に負担をかけることにならないためにはどうしたら良いのか、また本当に犬をプレゼントするのが良いのかしっかり考えてみてくださいね。
犬も老後、介護が必要になる場合も
犬は、10年20年と長く生きるとご説明しましたが、犬も人間と同じように歳を取ると体が衰えてきます。
お散歩も怪我をしないよう、しっかり見ておく必要があり、時には介助が必要になることもあるでしょう。
ご飯もドライフードからウエットフードに変えたり、食べる量に応じて栄養価の高いものに変えたりと、若い時よりもさらに細心の注意を払う必要があります。
また、犬にも人で言う認知症、ボケのような症状があり今までできていたことができなくなることも。
凶暴化して吠えたり噛んだり、トイレを間違えたり犬の介護は人と同じように負担が大きいものです。
犬をプレゼントされた親が、その責任を全て背負うのは不可能に近いでしょう。
犬を飼う前に最後まで飼えるのか、真剣に考える必要がありますね。
犬は環境の変化に敏感
親が旅行が好きな場合や、仕事をしている場合など犬が1人でお留守番する時間が長くなるのはあまりよくありません。
親の生活が、犬にとって負担にならないかプレゼントする側が考える必要があります。
もし、お留守番が長くなってしまうようなら様子を見に行くなど自分がケアしてあげられるかも考えてみてくださいね。
また、環境の変化に敏感な犬は代わりに預かり先があっても強いストレスを感じてしまうことも。
プレゼントした親が犬の最期まで一緒に寄り添ってあげられるかを考えるとやはり安易にプレゼントするのは避けるべきですね。
以上のような理由から、親に犬をプレゼントするのは嬉しいという気持ちよりも負担が多くなってしまう可能性が高いです。
これらの理由を考慮しても、親に行くをプレゼントしたい方は、後項でご紹介する注意点を踏まえてあらゆるリスクを考えた上で犬をお迎えしましょう。
親に犬をプレゼントする際の注意点
どうしても親に犬をプレゼントしたいという方には、知っておいてほしい注意点をご紹介します。
これらの注意点を知った上で、犬をお迎えしないと親、犬、またはあなたが辛い思いをしてしまう可能性があります。
注意点は下記の5つです。
- 親と一緒に世話ができる環境を整え歩
- 犬を飼うのにかかるお金を把握する
- 犬の介護ができる環境を整えふ
- 親の負担にならないように犬の躾をする
- 親が面倒を見切れなくても引き取れる環境を整える
それぞれ詳しく解説します。
親と一緒に世話ができる環境を整える
プレゼントした犬を、親1人に世話させるのではなく一緒にお世話できる環境が理想です。
親を思ってのプレゼントでも、犬のお世話は負担が大きいものです。
プレゼントした側も責任を持って一緒に育てていけるようにしましょう。
また、親が不在になる際などは犬を預かれるようにしておくことも後々のことを考えると大切ですよ。
犬を飼うのにかかるお金を把握する
犬を飼うのにかかるお金の内訳や、どのくらいのお金が必要かをあらかじめ把握しておくことが大切です。
一般社団法人ペットフード協会の、2021年の全国犬猫実態調査によると、1か月あたりの犬にかかる支出額の平均は13842円です。
犬の平均寿命は14.65歳とされているので、生涯必要となる費用は2448784円となります。
この金額は、プレゼントする犬の犬種や大きさ、健康状態などによっても変わってくるのであくまで参考の数字です。
しかし、プレゼントした親がこの金額を負担できるかどうか、プレゼントをする側が金銭面で最後までサポートできるかどうかを考える目安にはなります。
犬を飼うというのは、はじめのお金だけではありません。その犬の人生をお金で買うわけですから最後まで愛情だけでなく金銭面でも責任が取れることが最低条件です。
プレゼントする前に必ず考えておきましょう。
犬の介護ができる環境を整える
犬が、歳をとった時や病気、怪我をした時などの介護は誰がするのかも決めておく必要があります。
プレゼントする親は介護ができるでしょうか。
犬をプレゼントしたあなたはもしものときにサポートができますか?
犬を飼う際の責任の重さについてしっかり理解した上で犬をプレゼントしましょう。
また、怪我や病気をさせないための毎日のケアや定期的な健康診断も飼い主の責任の一つです。
飼い主として何が必要で、犬をプレゼントしたらその役割は誰が担うのかしっかりシミュレーションしてからプレゼントしましょうね。
親の負担にならないよう犬の躾をする
犬は初めからおすわりやお手ができたり、おトイレを覚えていることはありません。
犬のためにも、プレゼントする親の負担を減らすためにも躾が必要です。
本やインターネットの通りに躾をしても、人間の子供と同じように犬にも得意不得意や性格が様々あるのでうまくいかないこともあります。
犬をプレゼントするなら、責任を持ってしつけをしましょう。
どうしても躾の成果が出ない時は、犬の幼稚園やしつけ教室に参加するのも良いですよ。
親が面倒を見切れなくても引き取れる環境を整える
親が散歩に行けなくなったり、犬の面倒を見れなくなった時、プレゼントしたあなたが最後まで責任を持って犬と生活できるような環境が必要です。
親が病気になったり足が悪くなっても無理をして散歩をするようでは、親だけでなく犬も可哀想ですよね。
もしもの時に備えた環境が整って初めて犬をプレゼントすることを決めましょう。
それでも、不測の事態は必ず起きます。
犬は生き物ですので思い通りにいかないこともたくさんあるでしょう。
プレゼントすると決めたなら、親も、そして犬も幸せになれるよう最後まで協力することが一番大切です。
親に犬の代わりにするプレゼント!おすすめ5選!
犬をプレゼントして負担をかけたくないけど、犬好きな親に喜んでもらいたい方におすすめなプレゼントを5つご紹介します。
- お掃除ロボット
- おしゃべりロボット
- ぬいぐるみ
- スライドショー付きフレーム
- 植物キット
それぞれ詳しくご紹介します。
お掃除ロボット
寂しさを紛らわせられると、一人暮らしの方にも人気な家電、お掃除ロボットは親へのプレゼントにも人気です。
一生懸命にゴミを吸い込む姿は、ロボットとわかっていても見守りたくなる愛嬌がありますよね。
こちらのお掃除ロボットは、おまかせシステム機能付きで、複雑な設定が必要ありません。
電子機器に不慣れな親へのプレゼントでも安心です。
ゴミ捨てがワンタッチでできるのも魅力的です。
大画面のタッチパネル操作が可能なので、スマホと連動するよりも直感的に操作が可能です。
お掃除ロボットやスマート家電初心者の親へのプレゼントにもぴったりですよ!
掃除気をかける手間も省けて、癒されることができるなんて一石二鳥ですね。
おしゃべりロボット
犬と違ってお世話が要らず、会話の相手にもなれる犬型おしゃべりロボットは、犬好きな親も喜ぶこと間違いなしのプレゼントです。
犬の他にも、会話ができるぬいぐるみのロボットはたくさんあるのでペットを飼いたいけど飼えない親へのプレゼントにとてもおすすめです。
こちらは、犬のおしゃべりロボットダッキーです。
3700通りのお話をしてくれます。
質問やゲーム、なぞなぞなどの会話もできるのでダッキーと一緒に頭の体操ができますよ。
触り心地は、ぬいぐるみと同じくふわふわで癒し効果も期待できますよ。
ぬいぐるみ
犬の代わりにぬいぐるみをプレゼントするのもおすすめです。
大人になると自分でぬいぐるみを買う機会は減りますが、プレゼントされると愛着が湧くものです。
自分の子供からのプレゼントとなればより、感慨深いものがありますよね。
こちらは、実物に近いサイズのトイプードルのぬいぐるみです。
リアルなサイズ感と、自由に変えられるポーズでまるで本物の犬と生活している気分を味わえます。
犬が好きで、飼いたいけれど我慢しているという親へのプレゼントにぴったりですね。
スライドショー付きのフレーム
デジタルフォトフレームをプレゼントすれば、大好きな犬の写真をスライドショーで見ることができます。
他にも、お孫さんの写真や思い出の写真など好きなものを写せて汎用性が高いのもプレゼントにおすすめなポイントです。
こちらは、USBメモリ、SDカード対応のフレームです。壁掛けと、立て掛けどちらも可能なのでいつも目に入るところに飾っておけます。
Wi-Fiにも対応していて、リアルタイムの映像が流せるのでご自身が犬を飼っている場合などは一緒に育てている感覚になれるので犬好きな親御さんも喜ぶこと間違いなしですね。
植物キット
何かを育てることは生きがいに繋がる、という考えのもと犬をプレゼントするのを検討していた方は植物キットがおすすめです。
植物キットなら、必要なものは全てそろっているので親の負担になる心配はありません。
こちらは、陶器ポットで育てる四葉のクローバーキットです。
お世話をすれば、幸せの象徴である四つ葉が鉢いっぱいに育ちます。
ベリーやミニひまわりと種類があるので、親の好みに合わせてプレゼントできるのも魅力的ですね。
まとめ
親に犬をプレゼントするのは、いくら親が犬好きでも喜ぶとは限りません。
また、初めは喜んでくれても最後までめんどうがみられなかったり負担になってしまう可能性があります。
本記事でご紹介したように、犬に代わる他のプレゼントを改めて考えてみましょう。